カリキュラム
日本語を「使える」ための「4技能統合型」カリキュラム
TLSの1学期は3か月、1学期に一つずつクラスレベルが上がっていきます。各クラスでは文法や語彙の基礎能力をつけていくことはもちろん、学んだ知識を使うために、話す・聞く・書く・読むの2つ以上のスキルを結びつけたタスクをふんだんに行います。TLSの授業を通じて、「わかる」から「使える」実践的な日本語能力を身につけます。
JLPTのN5からN4前半の文型、漢字120字を素材に、日本での生活を始めたみなさんが直面する問題への対応力をつけていきます。
日本語学習を始めたばかりの皆さんが0を1にするためのステップです。この最初のステップを楽しく、しかも最短ルートで次のレベルにつないでいきます。
トピック
教室の中のことば・レストラン・職務質問・ゴミ捨てのマナー・日本のルール・旅行の話・メール etc.
代表タスク|レストランで働こう
留学生のアルバイトで多いのは飲食店での仕事です。クラスで店員とゲストに分かれて、ゲストは注文の練習を、手人は様々な助数詞を使った注文を聞き取り、メモをして、店長に伝える活動を行います。
JLPTのN5、N4、N3前半の文型を使い、一つの文に二つ以上の文法を入れながら日本語を学びます。特に動詞の活用すべてを覚え、相手に働きかけるコミュニケーションと一緒に習得します。
このレベルをあいまいなままにしておくと、中級以上の日本語が伸びない原因になります。日本語の基礎として最も重要なレベルです。
トピック
敬語の考え方・日本人の話し方・指示やサイン・病気・将来の目標・いろいろな面接 etc.
代表タスク|日本人っぽい気持ちの伝え方
留学生が使う直接的な日本語は日本人をびっくりさせることがあります。先生の説明を聞き、自分の表現と書き比べて、違いを知ります。まとめたものを使って、日本人っぽく話す練習を繰り返します。
日本で生活ができるようになることを目標としていた初級レベルから、ここからはもっとほかの人といい関係を作り、生活を豊かにすることを目標にしていきます。
これまで事実を伝えることしかできなかった状態から、自分の気持ちや相手への配慮を含んだ日本語を学ぶ日本語学習のイメージの転換点となるレベルです。
トピック
ファミリーレストラン・ステレオタイプ・ネットショッピング・インターネット情報・アンケート etc.
代表タスク|おしゃべりをしよう
日本人と日本語を使って話したいと思っていても、そのチャンスがなければどうにもなりません。この授業では、話のきっかけになる会話の始め方、また、会話の続け方にフォーカスをあてて練習します。
このレベルで特に中心になるのは文章の読み方です。読むことを通じて獲得した情報を、クラス内で発表しながら中級レベルを学びます。文章の【理解】と他者への【使用】に分けて学び方を変えていきます。
中級レベルまで到達すると、生活していく上で日本語に困らなくなってきます。聞いたり読んだりより、話したり書いたりすることで、周りに様々なことを伝える内容が豊かになっていきます。
トピック
旅行エッセイ・食生活・コンビニ・ビジネス・政治 etc.
代表タスク|意見文を書こう
まずはモデルとなる文章を読むことから始めます。どの位置に何を書くべきなのかを知り、モデル文が示す順序に従って、因果関係を示す意見文を書いていきます。
東洋言語学院は中級日本語までを基礎日本語レベルと考えています。日本語をゼロから始めて早ければ1年で到達できるレベルです。JLPTのN2の合格も視野に入れ、資格として日本語能力が証明できます。
ここからはみなさんひとり一人の日本語学習の目的に合わせた上級クラスにチャレンジしていきます。
進路別上級日本語クラスはこちら5-PLAN
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