東洋言語BLOG

「TLSの学生のいいところ」

先週から新学期も始まり、そろそろ学校も落ち着いてきました。TLSの教職員は朝や夕方、時間があるときには学校をピカピカにしています。

そんな時、「先生!手伝いましょうか?」「先生、私、持ちます。」こんな声をかけてくれる学生が非常に多いのです。
学生の私への声のかけ方はその学習段階でさまざまです。時には、何も言わずに、手伝いを始めてくれる学生もいます。

日本語能力を高める!という一つの目標は重要なことです。しかし、もう一つTLSの学生に伝えたいことは、相手との関係性を高めることで、評価の基準を下げることが可能だということです。

日本語を勉強することは日本人になることではありません。日本語を道具として、それぞれのフィールドで活躍してほしいのです。
その過程では、わからないことも、難しいこともあるでしょう。そんな時、周囲の人との関係性を高めておくことは、一つの単語を覚えておくことよりも、みなさんの助けとなるでしょう。

その点で、TLSの学生はすでに関係性を高めるかわいらしさを持っている学生が多く、私はそんな学生たちがとても誇りです。
安心していろいろなことができ、安心して間違えられる場所。私たちは常にそんな学校でありたいと願っています。

2013年4月18日 東洋言語学院 教務主任 伊東 隆作